ニュース

国内男子の最新ゴルフニュースをお届け

石川遼、2010年の抱負を語る(2)賞金王・スイング・高校卒業

■ 賞金王として臨む2010年シーズン

自覚が必要だと思います。こればっかりは、謙遜ばかりしてはいられない。僕の中では「賞金王おめでとう」って言われても、「ありがとう」では無く、「すいません」とか「申し訳ないです」って言葉が出ちゃうくらい、自分の精神力や技術力に釣り合わない結果が出たと思うけど、これだけは自分を認めて2010年は賞金王として頑張っていかないといけないです。

2010年は開幕戦から、かなり違いますね。昨年の賞金王ということで、すべてのショットがそれに釣り合うかは分からないけど、「なんだ、これが賞金王のゴルフか」と思われるのは嫌なので、シーズンが始まる前に不安を練習でつぶしていければいいと思います。

<< 下に続く >>

■ スイングの進化について

ここ2年くらいは、ずっとトップの位置からインパクトに至るダウンスイングの体の動き、股関節や頭や肩など、をやってきました。トップで右を向いている胸が、07年、08年はちょっと開くのが早かった。09年の終盤から、右下に向けたままダウンスイングを開始できるようになってきて、今はそれ一つをやっています。ただ、元々がすごく開いていたから、ここまでは楽ですが、ここからの練習が厳しくなる。閉じたままなら、タイガーみたいな綺麗な縦回転で風に負けない強い球を打っていける。理想はタイガーのダウンでの胸の位置です。

全英のときは無理でしたが、プレジデンツカップでは(タイガーのスイングを)見ましたね。こんなに胸を閉じて下ろしてこられるんだって!自分では未知の世界ですね。あの胸の閉じ方でドローを打てと言われれば打てるけど、あれでフェードを打てるところが凄い。テレビでは分からない凄さです。

■ 高校卒業を控えて

正直、試合のある週は一週間丸々コース付近にいて、学校には行けなかったから、本当に行く回数は少なかった。それでも、そこを柔軟に理解してくださって、あれだけ学校が理解してくれたおかげで勉強する意欲が小さくなることは無かったし、校長先生、担任の先生の応援のお陰でゴルフと勉強の両立が辛いと思わなかったし、学校に行って勉強するのが楽しみでした。その時は当たり前のように感じていたけど、凄いことだったんだなと思います。

(学校生活に)悔いは無いですね。僕がゴルフで戦うことを学校が社会勉強として認めてくれて、僕もゴルフを通して経済とか政治とかを勉強させてもらって。修学旅行、体育祭、文化祭には参加出来なかったけど、実際この環境なら無理だと冷静に考えられました。

関連リンク



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!