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杉浦悠太はアジアンツアーでシーズンインへ 「自信になった」予選会

昨年「ダンロップフェニックス」で国内男子ツアー史上7人目のアマチュア優勝を達成した杉浦悠太はアジアンツアーで2024年初出場を狙う。1月の最終予選会を33位で終え限定的な出場権を獲得。プロとしての本格参戦初年度から海外にも目を向ける。

タイで行われたファイナルステージでは、第1ラウンドで「77」をたたき、175位のスタートから巻き返した。5日間108ホールの戦いで、2日目以降はアンダーパーを重ねて通算7アンダー33位。出場資格付与となる35位以内に滑り込んだ。

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「初日にあれだけ打って、あきらめても良いくらいだったんですけど、『5日間ある』と思って、1つずつカットを免れようという思いで頑張った。最終的に通過できたので、それはすごい自信になりました」

15日(木)からの開幕戦「The IRS Prima マレーシアオープン」(マインズリゾート&GC)にエントリー。「まだ決まって(出場権が下りて)いないんですけど、出られたら出たいと思っている。出られる試合は積極的に挑戦していきたい」。29日(木)からの第3戦「ニュージーランドオープンby SKY SPORT」(ニュージーランド)でのシーズンインもにらみながら準備を進めている。

所属する日大ゴルフ部は6日、都内で約300人の関係者を集めて優勝祝勝会を開いた。男子チームは昨年、「全国大学ゴルフ対抗戦」で優勝。「関東大学春季Aブロック対抗戦」は男女で制した。男子をキャプテンとして引っ張り、ツアーで快挙を遂げた杉浦の強さの要因ついて、和田光司監督は「まさしくあの人間力(によるもの)。精神的にも安定していて、感情が高ぶることなく、冷静にゲームを運ぶのを、団体戦を見ていても感じる」と語る。

昨季終盤にプロ転向して出場したのはまだ2試合。「プロとして優勝すること」を2024年のターゲットに掲げた。その先には「PGAツアーに行ってプレーする」目標がある。(編集部・桂川洋一)

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