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シード獲得 星野陸也が欧州の旅で食べられるようになったもの

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報(14日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

カタールから帰国するなり、星野陸也には駆け込みたいところがあった。地元・茨城にもある牛丼チェーン店に、うどんチェーン店。しばらく離れていた味が恋しくて、約2週間のオフは身体や心だけではなく、“舌”を回復させるための時間にも充てた。

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前年度の賞金ランキング2位の資格で挑戦した、今季のDPワールドツアー(欧州ツアー)。タイトルにこそ手は届かなかったが、年間ポイントレースで81位に入り、116位までに付与された来季のフルシード獲得に成功した。開幕から限定的な出場資格だったため、会場で出場可否を待つ試合もあったシーズン。「前の週まで(出られるか)分からないのも、当たり前みたいな感じだった」。未体験のコースの連続、長距離移動にも面喰った。

27歳が最も苦労したのが食事だったという。「ようやく慣れてきました。最初の半年くらいはきつくて…」。試合会場で並ぶのはパンやパスタばかり。念願かなって米にありつけたと思っても、どうも親しみやすい味ではない。エネルギーのもとになる炭水化物として頼りになったのがイモだったとか。「今となっては、ちょっとヨーロッパの味も食べてもイイかなと思うくらい」。最近では突き出しのオリーブや、バルサミコ酢ソースなど洋食の定番の味付けにも苦にならなくなった。

欧州ツアーは今週、エリート選手が集う最終戦「DPワールド ツアー選手権ドバイ」。出場できなかった星野は日本ツアーに参戦し、今月下旬にオーストラリアで新シーズンを迎えるつもりでいる。

「スケジュールが決まっているぶん、楽かなと思います」と挑む2年目は優勝を目指す。苦しかろうが、「風の違いが一番ビックリだったかもしれない。林間コースがないので、風が吹いたら、もう爆風ですごいんです。40ydくらい1Wで戻されたり。ああいう風に合わせて打つヨーロッパの選手は本当にすごいなと思います」と挑戦が楽しくて仕方がない。

前回の日本ツアーは2位に終わった10月の「バンテリン東海クラシック」。今度は用具使用契約を結ぶスポンサーのホストプロとして、堂々とプレーする。(宮崎市/桂川洋一)

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