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8本ほど悩んで試して…長野泰雅が新投入パターで不振を払しょく

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2日目(21日)◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)◇曇り(観衆817人)

悩んでいたパットの不振にようやく光が見えてきた。6月「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」で1mのパットを外して優勝を逃した長野泰雅は、それ以降グリーン上で頭を抱え続けた。様々なパターを試した。「毎週1、2本は使っていたから計8本ぐらい。最初は感触が良いんですけど、どんどん悪くなっていって…」という。

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今大会から使い始めたのはオデッセイの「TRI-HOT(トライホット) 5K TWO」。前週の水曜日(13日)に同社のツアー担当者に自分のパッティングを見てもらった。「自分に合いそうなパターを作ってくれた。これまではずっと打感をどんどん硬くして出球が速いタイプにしていたんですけど、オデッセイの方にインサート部分が『柔らかめなホワイトホットのがいいんじゃない』って言われて」

後半10番からの2連続バーディのあと、12番(パー3)で2mのパーパットを沈めてピンチをしのぐなど新パターの好感触は続いている。パット数は初日「24」、2日目「27」で、予選2日の平均パット数は「1.6296」とフィールド13位。この日はボギーなしの5バーディ「67」でプレーし、通算12アンダー2位で折り返した。

初優勝を狙うにはあすのムービングデーを終えて、好位置にいる必要がある。「ドライバーを打つ回数は少ないと思うけど、OBだけはまず打たないようにしたい」。再びウィニングパットを打つチャンスに少しずつ近づいている。(兵庫県小野市/石井操)

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