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「ラインを見る前に試合が終わっちゃった」 石川遼が迎える1年前のリベンジ戦

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 事前(13日)◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7066yd(パー72)

「ラインを読む前に試合が終わっちゃったので」と石川遼は振り返った。1年前の最終日を振り返ると、もう笑うしかない。

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6打差から出て「65」を出して首位に並び、大槻智春とのプレーオフにもつれ込んだ。18番での1ホール目、2打目を打った直後の勝算は確かにあった。「バックスピンで戻りすぎないように8Iでハーフショット。かなり手ごたえがあったんですよ」。練習してきた抑えたショットは完璧。大槻より先に打って3mのバーディチャンスにつけた。

「“よし、パッティング勝負に持ち込めた”って、すごく盛り上がる気持ちを抑えながらだったんですが…」。勝負のパットに備えようとしたら、大槻の2打目がカップに消えた。「打った瞬間、めちゃくちゃいいショットだと思った」。一瞬のミラクルプレーで“逆転負け”した。

リベンジをかけて臨む今週は、結果にこだわりすぎず「フレッシュな気持ち」で迎えている。記録的な暑さに見舞われた今年は、芝質などのコースコンディションが例年とは違う。しかも12日(火)の大雨でグリーンはかなりウェット。「例年ふくらませて狙うパッティングのラインが、今年はもう少しスピードがついた状態でカップ周りまで行く。バックスピンの計算だったり、今年はとくに準備をしっかりしないと」と警戒した。

今年は、17日の最終日が32歳の誕生日と重なった。「去年と今年で、確実に前に進んでいる実感もあるので」。あの日から過ごした1年を、31歳最後の大会で出し切りたい。(北海道北広島市/谷口愛純)

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