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宮里優作は6年ぶりVならず 今季初のトップ10で後半戦に「収穫」

◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタ 最終日(27日)◇芥屋GC(福岡)◇7216yd(パー72)◇晴れ(観衆9449人)

フィールドベストの「65」をマークした3日目のフェアウェイキープ率は85.714%(12/14)で全体1位だった。勝負の日曜日は一転して28.571%(4/14)で69位に後退。2017年「日本シリーズJTカップ」以来、6年ぶりの優勝を目指した宮里優作はティショットの乱れが結果に直結した。

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3人が首位で並んでティオフした最終組。宮里の出だし1番のティショットは右サイドに流れた。「朝イチのティショットから、すごく上からクラブが入ってしまった。練習場では上から入らないように練習をしていたが…」。ラフからの2打目は前方の木の枝に当たってボギー発進。4番も右に曲げて2つ目を叩いた。

「インパクトゾーンが(線でなく)点になってしまった。パッティングでなんとかバーディを獲ったが、良い流れをティショットで切ってしまった」と悔やんだ5バーディ、5ボギーの「72」。通算14アンダー3位でのフィニッシュにはもどかしさも残った。「(数字上は)優勝争いはしているけれど、それどころじゃなかった。今はフェードに頼っていて技がない。風(向き)と合わないとどうしようもない。左風にほとんど持っていかれてしまった」と反省した。

敗れはしたが、昨年6月の「ASO飯塚チャレンジド」以来となる今季初のトップ10入り。トップ3となると21年12月の「日本シリーズJTカップ」(2位)が直近では最後だった。

43歳のベテランが、86位だった賞金ランキングを56位に浮上させた。プロ1年目の2003年からずっと保持してきたシード権はみすみす逃せない(賞金ランク123位に終わった19年は17年賞金王などの別資格)。「後半始まりの試合で、いきなり最終日最終組でやれたのは収穫」と得たものも大きい。(福岡県糸島市/桂川洋一)

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