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真夏のラウンドの水分摂取量は? 石川遼「水だけじゃダメ」

◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 事前情報(2日)◇横浜CC(神奈川)◇パー71(7231yd)

「危険な暑さ」の予報が出てもう何日も経つ。3日(木)開幕の男子ツアーが行われる横浜市は、前日のきょうも熱中症警戒アラートが発表された。

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3日前に北海道での「日本プロゴルフ選手権」を制した平田憲聖は「先週は日傘を差さなかったんですけど、今週は差さないと死んじゃう…。“氷のう”はきょう1ホールで(氷が)溶けちゃった」と苦笑い。36℃を超す気温での調整を終えて、熱のこもった息を吐いた。

うだるような暑さに辟易するのはプロゴルファーもアマチュアも同じ。楽しいはずの晴天のゴルフは最近、気温上昇により真夏の悲劇を生むリスクも高まっている。石川遼はこの日のプロアマ戦で前週に続いてバケットハットをかぶり、白いアームカバーに加えて顔も覆うことができるネックカバーも装着して紫外線をガードした。

ツアープレーヤーにとっては目の前の一打もさることながら、4時間以上にわたって浴び続ける強烈な日差しも、いまや攻略すべきもの。「初めから暑いのが分かっているので、心構えはできている。むしろこの暑さを楽しみにしているくらい」と笑う。

とはいえ、気持ちの上での覚悟だけでは戦えない。プレー中はこまめな水分補給が欠かせず、石川は18ホールを回る際に「(500ミリリットル)ペットボトル4本分は確実に飲んでいる」という。プロの大会では各ホールのティイングエリアに飲料水やスポーツドリンクが準備されており、都度補充が可能。隣を歩く佐藤賢和キャディの感覚では「(選手は)5本…、6本いくかもしれない」と摂取量はさらに多い。

石川は「水だけ飲めばいいわけでもない」と続ける。電解質を補給する経口補水液に加え、「塩分をいかにとるかを意識している。塩分が(体から)なくなった瞬間に頭が回らなくなったり、体の調子が悪くなったりする」。梅干しや塩飴、塩分タブレットも夏場のプレーには欠かせない。

ペットボトル(最低)4本、塩分補給のアイテム…。一般的なエンジョイゴルファーは果たして、コースに向かう前のコンビニエンスストアでどれほどの量を準備しているだろうか。(横浜市保土ケ谷区/桂川洋一)

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