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信頼の2019年モデル 池村寛世が“旧ドライバー”回帰で「100点」スタート

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 初日(27日)◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)

3週間のオープンウィーク中に調整を重ね、池村寛世は今週から2019年に発売されたドライバー「M5」に回帰した。昨年6月にツアー2勝目を挙げた「ASO飯塚チャレンジド」で使用していたヘッドに戻したことで、ティショットが復調してきたという。

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今季の出場10試合でのフェアウェイキープ率は44.072%で、全体109位。「前半戦はドライバーの調子が良くなかった」と自信を失いつつあった。今は安心できるヘッドに戻してスイング改良に集中したいという。「球離れが遅くて操作性もいいので、(オープンウィーク中に)うまく調整できたと思う。このドライバーだったらとりあえず戦えると思ったので戻しちゃいました」と全幅の信頼を置くモデルだ。

ティショットを大きく曲げ、ショートゲームでリカバリーしてパーセーブ。「なんとかゴルフができていた」というシーズン前半戦の記憶を引きずることなく、「距離を残してのラフからだと難しいけど、グリーンの近くまで行ってしまえばウェッジで止められるので」とこの日も果敢にドライバーを握った。

ノーボギーの4バーディ「68」で回り、石川遼平田憲聖らと並んで首位タイ発進を決めた。「今週は練習ラウンドでも調子が良かったので、自分に期待していた部分はあった。ノーボギーで終われたのはすごく良かった。100点です」と納得の表情を見せた。

別コースで行われた前年大会では4位に入った。「自分のプレースタイル的には難しいセッティングで粘っていくのが好き」と、メジャーのタフなセッティングを攻略する自信がある。「ビッグスコアは出ないコースだと思うので焦る必要はない。しっかりピンポジションを見ながらマネジメントしていけば優勝争いできると思う。メジャーで勝ちたい」と力を込めた。(北海道恵庭市/内山孝志朗)

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