気持ちを切り替えて初のメジャータイトルを目指す

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 事前（26日）◇恵庭CC（北海道）◇7441yd（パー72）

前週の海外メジャー「全英オープン」で予選落ちに終わった中島啓太。「今週は今週でしっかり切り替えたい」と気持ちはすでに前を向いている。

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日本時間の23日（日）にイングランドから帰国。翌24日は「ゆっくりした」と丸一日を休養に充てた。北海道には25日の昼に入ったが、未だに時差ボケに悩まされているという。

開幕前日のこの日は疲労も残っており、練習ラウンドはアウトコース9ホールにとどめた。インコースは“ぶっつけ本番”で臨むことになるが、「フェアウェイが少し狭くてラフも伸びている所があるけど、なるべくドライバーを持って（グリーンの）近くまで持っていきたい」と攻めの姿勢は崩さない。

開幕前日はパッティングをメインに調整した

「元々、時差ボケは苦手なのでなかなか大変です…」。前日の睡眠はわずか1時間半だったというが、「しっかり整えてあしたを迎えたい。試合までには大丈夫だと思う」と話す。コースのある恵庭市は27日（木）からの4日間を通じて、最高気温が30度を超える予報となっており、初のメジャータイトル奪取に向けては暑さも一つの試練になりそうだ。

昨年9月にプロ転向した中島にとって、“プロゴルファー日本一”を決める本大会は初出場。前週の悔しさも糧に「優勝を目指して頑張りたい。連戦にもなってきますし、体のコンディショニングをしっかりして、好調をキープしながら戦っていきたい」と力を込める。賞金ランキングトップで臨む後半戦を勢い良く駆け抜ける。（北海道恵庭市／内山孝志朗）