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27アンダーの3サム 蝉川泰果は「64」でプロ初の予選落ち回避

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 初日(22日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)◇曇り(観衆793人)

「最初に3連続バーディが来たので、きょうは“自分の日”かなと思っていたんですけど…」。蝉川泰果が自分だけの日ではないことに気づくのに、そう時間はかからなかった。同じ組でプレーした長野泰雅谷原秀人もバーディを量産。第2ラウンドの3人合わせたスコアは実に合計27アンダー。それぞれがリーダーボードを駆け上がった。

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蝉川は前日、雨に打たれた午後にイーブンパー72位と出遅れた。昨秋のプロ転向後、初の予選落ちのピンチにいたが、「自然とあまりイライラしなかった。“なぜこんなにうまくいかないんだろうな”と思っていた」と、どこか冷静だった。「予選落ちも少し気にしたんですけど、うまくハマってくれればよいスコアが出そう」。予感は的中した。

6バーディを決めて迎えた後半6番(パー5)、フェアウェイから残り171ydの第2打をピンそば2.5mにつけた。フックラインを読み切ってイーグルを奪取。「64」で回り、通算8アンダーの21位で決勝ラウンドに進んだ。

フィールドベストの「60」をマークした長野泰雅を交えた3サムでは、初日の「67」に続く「65」もなんだか霞む。谷原秀人は「自分のことは淡々と」と若者2人の“応援”に回っていた。「長野くんに『“59”、行け!』って。1ボギーがあって“60”はスゴイ」

ふたりともタイガー・ウッズにあやかった名前の読みが同じ。「あしたから俺も名前変えるわって。タイガに。一文字ずつ取ったろうかと」。1Wショットで50yd近い飛距離差を付けられても、ラウンド中は20代の2人と和気あいあい。

「2人の飛距離はほとんど変わらないけれど、蝉川のほうがちょっと飛ぶのかな。彼はキャディさんと話しながら、きっちり『こうだね、ああだね』というタイプ。長野くんはイメージが出たらすぐに打つ。お互い違うプレースタイルだけど、ハマった時は2人とも行ける力を持っている」。若手の成長を頼もしく思いつつ、44歳だって首位に3打差4位にいる。(栃木県那須塩原市/桂川洋一)

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