タイガー・ウッズが単独首位!/エミレーツオーストラリアンオープン 2日目
3連覇なるか!?今年もフェニックスにタイガー・ウッズがやってくる!
2004年の「ダンロップフェニックストーナメント」で日本ツアー初優勝を果たしたタイガー・ウッズ。翌05年には横尾要との壮絶なプレーオフを制し大会連覇を達成。そして、06年の今年、3連覇を狙い再び宮崎の地にタイガーが降り立つことが決定した。
今シーズンのタイガーは、米ツアーで「ビュイックインビテーショナル」「フォード選手権」の2勝。欧州ツアーの「ドバイデザートクラシック」でも優勝を飾り、シーズン序盤は順調な仕上がりを見せた。しかし、メジャー第1戦「マスターズ」で3位に終わると、その後、最愛の父アール氏との死別という悲しい出来事に見舞われた。
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そして、「マスターズ」以来10週間ぶりに出場した「全米オープン」では、まさかの予選落ち。7月に開催される「全英オープン」での完全復活が期待される。そのタイガーだが、04年にスランプを味わっていた。2月に行われた「マッチプレー」で優勝したあと優勝から遠ざかり、レギュラーシーズンを1勝で終えてしまった。
しかし、シーズン終了直後に日本ツアーの「ダンロップフェニックストーナメント」で優勝を果たすと、その後スイング改造の成果も発揮。05年はワールドランキングで首位の座に返り咲き、賞金ランキングも指定席の1位の座を取り戻した。その思い出の地、宮崎での大会へ出場を決めたタイガーは、ジャンボ尾崎が打ち立てた大会3連覇の記録に挑戦する。
タイガー・ウッズ
「昨年大会でお約束したとおり、再び宮崎に戻ってダンロップフェニックストーナメントに参戦できることを心から嬉しく思っています。昨年大会での横尾要さんとのプレーオフは、今思い起こしても本当にエキサイティングな戦いでした。これまでの勝利の中でも特に思い出に残るゲームとなりましたし、今後もずっと私の記憶の中に残ることでしょう。
尊敬する父の死という悲しい出来事に心を痛めてはいますが、父が私に望むことは悲観に暮れ自分を見失うことではなく、常に強くあり人々に愛される素晴らしいゴルファーであり続けることだと思っています。父の気持ちに報いるためにも、しっかりと自分を持ち、恥ずかしくないプレーをしたいと思います。
今年の大会でも、目の前の一打一打に集中して最高のプレーを皆さんにお見せしたいと思います。その結果として大会3連覇を果たし、ジャンボ尾崎さんの持つ素晴らしい記録に並ぶことが出来れば光栄です。大好きな宮崎を訪れ、再び皆さんにお会いできること、そして皆さんからの温かい声援の中でプレーできることを今から楽しみにしています。11月に宮崎でお会いしましょう」