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永野竜太郎 全米オープンで「できたこと」とこれからのこと

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前情報(21日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)

思っていた以上の反響の大きさに驚いてもいる。前日20日(火)に米国から帰国したばかりの永野竜太郎には、日本の仲間たちから会うたびに声がかかる。「ナイスプレー」「アメリカンドリームだ」。前週の「全米オープン」、8位で迎えた最終日に崩れたとはいえ、初挑戦の大会で20位フィニッシュ。周りの好意的な反応に、本人は「なんか…すいませんみたいな感じです」と照れてばかりだった。

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4人の日本勢で最高位という結果よりも、来季の日本ツアーのシード権を確定させてしまうほどの獲得賞金(2602万1762円=日本ツアーの賞金ランク加算額)よりも、35歳には「やりたかったこと、今までやってきたことができた」という手応えのほうが大きい。

難コースを相手に自分の力がどこまで通用するか、最後まで恐れずトライし続けることを実践。技術面ではここ数年、力を注いできた50ydから100yd以内のウェッジショットが、ティショットを曲げた後のピンチで何回も役に立った。

昨年の「全英オープン」以来のメジャー。練習ラウンドから名だたる選手と回って、“世界”との距離感を確かめた。その差を「一番感じた」と振り返るのは、実はコース外での出来事。決勝ラウンドが始まる土曜日の朝、ウォーミングアップのため宿泊ホテルのジムに足を運ぶと、前日に予選落ちした選手たちが必死に汗をかいていた。

ジャスティン・トーマスマックス・ホマイム・ソンジェ…。朝8時くらいからハードワークをしていた。自分だったら? ゆっくりしていたんじゃないかなと思います。『昼から行こうか』というテンションだったかもしれない。ショックでした。反省して次に向けて切り替えて行動する早さが、世界のトップにいる要因なのかなと思った」

そんな光景を目の当たりにしたからこそ、帰国直後の試合だからと言って弱音は吐けない。時差ボケも、疲労も「大丈夫」。ドライビングレンジではこの日から新しい練習を取り入れた。アイアンショットのアドレス時、ボールから20cmほど上にスティックを設置してスイング。最終日に一緒にプレーしたザンダー・シャウフェレのめくれ上がる打球を見て、ダウンブローをより意識するようにした。真っ赤になった鉄は熱いうちに打ち続ける。(栃木県那須塩原市/桂川洋一)

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