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ミズノ社長の“推しメン”はポーカーフェイス ホスト平田憲聖が2位発進

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 初日(25日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り(観衆1013人)

ミズノブランドアンバサダーの肩書を背負う平田憲聖が、ボギーなしの「67」をマーク。昨年は予選落ちした2度目の出場となるホスト大会で、5アンダー2位につける好スタートを切った。

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この春に大阪学院大を卒業したばかりの22歳。アマチュア時代からサポートを受けるミズノとは、2021年12月のプロ転向と同時に契約した。

22年はQTランキング2位の資格で20試合に出場し、賞金ランキング58位でシード入りを果たした。勢いのある若手の活躍はミズノの水野明人社長の目にとまり、24日(水)のプロアマは社長と同組でプレー。「頑張って」と直々にエールをもらった。

期待に応える好スタートを切ったが、「あんまり喜怒哀楽を出さないように」とコース内ではポーカーフェイスを保っている。「いいときにテンションが上がると、空回りしてミスをする」と感情の浮き沈みにプレーが左右されないよう、バーディを獲ってもリアクションは小さい。前半13番でピンチを迎えても、気持ちのブレは少なかった。

2打目をグリーン奥にこぼし、3打目も乗らず6ydのアプローチが残った。「セカンドを外した時点でちょっと難しいと思ったので、ダブルボギーだけは避けようと思っていた」と4打目を直接カップイン。スコアを落とすことなく回り切った。

「優勝することが目標」と初タイトルを目指す一方、有資格者を除く上位4人に与えられる7月「全英オープン」出場権への意識は低い。「海外はまだ考えていない」と世界でプレーする姿がピンとこないようだが、水野社長は出場権争いに期待を寄せるホストプロに平田を挙げ、「若い時に全英の場を経験してほしい」と鼓舞した。

社長のエールに「うれしいです。あしたも淡々とできれば一番」と静かに話したが、世界最古のメジャーに足を踏み入れれば、さすがのポーカーフェイスもちょっとは崩れるかもしれない。(岡山県笠岡市/谷口愛純)

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2023年 ~全英への道~ミズノオープン



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