ホストプロとして、“三度目の正直”へ

◇国内男子◇ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント 事前（17日）◇取手国際GC（茨城）◇東コース6804yd、西コース6544yd（パー70）

大槻智春には2年連続2位という好相性の大会だが、ともに三つどもえのプレーオフに敗れた苦い記憶もある。

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今季は出場全4試合で予選通過したが、最高位は3週前の直近大会「中日クラウンズ」の6位。「あまり良い流れではない。あんまり良くない」と苦笑いを浮かべる。「ショットもパットも、全体的に（良くない）。振ってる感じだったり、何て言うんですかね…」と頭の中に“モヤモヤ”を抱えながら戦う。

この日はプロアマ戦に出場し、決勝ラウンドの舞台となる東コースをプレーした。コースの印象については「全体的にスコアが伸びると思う。良い感じに回れる人は多いんじゃないかな」。一昨年の21アンダー、昨年の22アンダーという優勝スコアは大槻自身もマークしており、伸ばし合いも視野に入れているが、心がけるのは「いつも通り」。特別なことはせず、普段の自然体で臨む。

4月には今大会の特別協賛を務める「エアトリ」とスポンサー契約を結んでいる分、今大会にかける思いは強いが、「いつも通り行きます。まずは予選通過して、大会を盛り上げられたら」。ホストプロとしての重責、“三度目の正直”に対しても気負うことはない。（茨城県つくばみらい市／内山孝志朗）