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QT失敗を乗り越え…杉原大河がプロ初のトップ10入り

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(30日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

アマチュア時代からツアーを沸かせてきた23歳の杉原大河に覚醒の気配が漂ってきた。週末に「66」をそろえ、通算6アンダー9位。2021年「日本ツアー選手権森ビル杯」3位をはじめ、アマで3度経験したトップ10入りもプロになってからは初めてだった。「プロとして初めてトップ10に入れたことはうれしい」と喜びがにじんだ。

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大学4年時、サードQT(予選会)で失敗してプロ1年目は雌伏の時を過ごしてきた。その間に河本力中島啓太蝉川泰果といった同世代がレギュラーツアーで台頭。「刺激になるし、自分も頑張ろうと思える」と言った後で「自分がその場で(一緒に)戦っていられないことが悔しかった」と本音を漏らす。

昨年末から新たに中井学コーチに師事。スイングの再現性を求める作業と並行してトレーニングにも打ち込んできた。ビルドアップした身体と新たなスイングの感覚が少しずつマッチしてきたのは開幕してから。3週前には、アマ時代にも勝っている下部ABEMAツアーでプロとして勝ち切れたことも自信となった。

「苦しい一年をムダにしたくないですし、少しずつ結果にもつながってきた。(トップ10に入って)次は優勝。少しずつ見えてきていると思うので頑張ります」。今年から東北福祉大の先輩である松山英樹と同じマネジメント事務所に入ったホープは、まず同世代のライバルたちに続く1勝を目指す。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

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