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日本で夏まで見られない? 星野陸也は海外転戦前に「早く勝ちたい」

◇国内男子◇中日クラウンズ 2日目(28日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

白のシャツに合わせた色鮮やかなパンツは大会カラーの青。「まさにクラウンズブルーですよね?」と笑う星野陸也が、単独首位に立って週末を迎える。

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インスタートから折り返しの18番で「完ぺきでした」とうなずくバーディ。1W、56度のウェッジと納得の2打をそろえて後半へ入った。1番でボギーも、そこから3バーディを奪取。最終9番は80ydほどのウェッジショット。「打ったときにフェースに食いついた」と好感触を残した一打は、ラフからでもしっかりとスピンが入ってチャンスに絡み、バーディフィニッシュで「66」として一歩抜け出した。

日欧共催だった前週「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」は4位から出た最終日に「75」をたたいた。ツアーメンバーでもある欧州での出場カテゴリーをランクアップさせるプランは崩れたものの、優勝して世界ランキングを42位まで上げたルーカス・ハーバート(オーストラリア)のプレーを2サム同組で見ることができたのは収穫だった。

「どれくらいのスコアで回らなければいけないか、コースに応じてどのくらい攻めて、どういう流れでプレーしなければいけないか分かった」。例年硬く仕上がって選手を苦しめる和合のグリーンも「先週の方が断然、硬さはありますよ。バックスピンなんか、絶対しないので。今週は傾斜もあるので、また違った難しさがありますけど…」と自分の中の“基準”が引き上げられた感覚はある。

10月のライダーカップ開催コースで行われる次週「イタリアオープン」の出場は厳しい状況だが、2週後の「ソウダルオープン」(5月11日~/ベルギー・リンクフェンインターナショナルGC)に向けて渡航を予定。「常にウェイティングで、自分でも状況が分からないんですけど、うまく続けられたら(7月末の)日本プロの前くらいまでは海外に…」と長期遠征につなげたい考え。今週が夏前では“最後”の国内ツアーとなる可能性もある。

2018年に首位発進、19年5位、昨年は7位と和合で好成績を収めてきた。「日本で毎年優勝する目標のためにも、早く勝ちたい。何回も優勝争いしてきた、ここで勝ちたい」。今季初タイトルを手土産にして、気持ちよく飛び立ちたい。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

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2023年 中日クラウンズ



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