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「今は自信がある」金谷拓実はアジアに続き欧州ツアーVへ2打差

◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 3日目(22日)◇PGM石岡GC(茨城)◇7039yd(パー70)

バーディパットがカップに沈むのを見て、すぐに右手を握りしめた。最終18番、残り150ydから9Iで追い風に乗せて作った1mのチャンスをしっかり生かした金谷拓実。2mを外してパーに終わった16番(パー5)から、気持ちをすぐに立て直して「67」で回り、大きな望みを最終日に繋いだ。

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首位に2打差、11アンダー4位で迎える決戦の18ホールにかかるのは2月のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ オマーン」に続く、ことし2勝目。1983年「欧州オープン」を制した青木功、世界選手権シリーズおよびメジャーで優勝した松山英樹に続く、日本人3人目の欧州ツアー制覇でもある。

緊張感いっぱいの戦いは1週前もやってきた。アジアンツアー「インターナショナルシリーズ ベトナム」では後続に3打差を付けて迎えた最終日に「73」とブレーキがかかって4位だった。惜敗の悔しさも「悪いプレーはしていなかったんですけど。でも、そういうタイミングもあると思う」とプラスの経験として捉えられる。今週はうだるような暑さだった東南アジアとは違う。「(気候的には)やりやすいですよね」と意気込んだ。

5位に入れば次週の「韓国選手権」(ジャック・ニクラス・ゴルフクラブ・コリア)の出場権が付与されるが、そのラインがいまのターゲットであるはずがない。「毎週、優勝争いできることが去年はなかなかなかった。徐々によくなっていると思うし、今は自信がある。毎日同じことを繰り返すだけかなと思います」と言い切った。(茨城県小美玉市/桂川洋一)

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