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20歳の細野勇策が3位発進 32年ぶりの日本人レフティV目指す

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(30日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7062yd(パー71)

昨年12月のQTファイナルステージで8位に入り今季前半戦の出場権をつかんだ20歳のレフティ、細野勇策が開幕戦で6アンダー3位の好スタートを切った。

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スタートの10番でバーディを奪うと、17番(パー5)では225ydの2打目を4番アイアンで6mにつけたイーグルパットをねじ込む。後半も8番までに4つのバーディを重ねた。最終9番は145ydの2打目がピンを直撃するスーパーショットを見せたが、「読み間違えたのか、打ち間違えたのか…」。1mのバーディパットはカップに蹴られた。

1イーグル6バーディ、2ボギー「65」のスコアについて「うまくいったなとは思うけど、調子は悪くないので出せなくはないスコア。これがあと3日続けば」と振り返り、2日目以降に期待を込めた。

昨季は4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」の2日目に「62」をたたき出すなど16位。5月「ダイヤモンドカップ」でも4日間を戦い抜くなど、着実に自信を培ってきた。「爆発すればレギュラーツアーでも戦えなくはない、というのは分かってはいたので、それが開幕戦の初日に出て良かった」と笑みを浮かべる。

名前は「賢く、頭を使って育ってほしい」という願いを込めて、「蛮勇」と「策略」から名付けられた。生まれつき心臓に持病があり、生後2カ月で手術を経験。幼い頃から激しい運動を禁止された結果、始めたのがゴルフだった。当初は父親から左利きを矯正されそうになったというが、「自分が嫌がりました」。羽川豊が1991年「ダイドードリンコ静岡オープン」を制して以来となる2人目の日本人レフティ優勝を目指す。

今季の目標について「簡単ではないことは分かっているけど、とりあえずシードを獲りたい」と掲げる。「(試合に)出るからには優勝も目指したいですし、どの試合でも自分のスタイルを崩さずにやっていけたら上位にいけるんじゃないかな」。どんなスタイルかを問われると、「カッコつけて言いたかっただけで特にないです」と笑顔で返す。この自然体が“細野スタイル”なのかも?(三重県桑名市/内山孝志朗)

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