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清水大成が大会最少タイに迫る“62” 元チームメートは「良い先生」

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

ツアー参戦2年目の清水大成が大会コースレコードに迫るプレーで急浮上した。1アンダーの41位から9バーディ、ボギーなしの「62」で通算10アンダー5位。2016年に池田勇太が、そして日大OBの先輩・丸山茂樹が1999年に樹立した記録にあと1ストローク。「光栄です。…いや、(更新も)惜しかった!」と笑った。

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ロングドライブが魅力の23歳が前日、フェニックスCCの林にショットを突っ込んだのは実に8回。「狙えないところばかり。なにも良いものがなかった」という一日から一転、この日の“林行き”は1回だけ。その前半12番でチップインバーディを奪い、鮮やかな巻き返しを開始した。

前夜からの雨で湿った芝。残り220ydから4Iで2オンに成功させた折り返しの18番(パー5)から3連続バーディを決めた。終盤7番までにコースに3つあるすべてのパー5でバーディ。“裏街道”からのスタートで上位に迫りつつ「結構冷静でした」と振り返る。ショートすることが多かったパットも改善し、「なんとかなると思って。“超”、なんとかなりました」とロースコアに胸を張った。

ツアー初優勝が待ち遠しい。その先には海の向こうも視野にある。日大時代のチームメート、桂川有人がこの秋、米下部コーンフェリーツアーの最終予選会に出場したばかり。「有人が先にチャレンジをした。僕はまだ整っていないけれど、どうだったかも聞ける。良い先生になってくれた」。この夜は夕食をともにするつもり。桂川は一歩後ろの9アンダー6位にいる。あしたのことに将来のこと、話は尽きないはずだ。(宮崎市/桂川洋一)

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