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“真逆”の意識で超高速グリーンを攻略 堀川未来夢「64」で2位浮上

◇国内男子◇マイナビABCチャンピオンシップ 3日目(5日)◇ABC GC(兵庫)◇7217yd(パー72)

19位から出た堀川未来夢がノーボギーの8バーディでこの日のベストスコア「64」をマーク。通算12アンダー2位で優勝戦線に躍り出た。

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「ティショットのプレッシャーが大きいコースで、今年はラフが難しいのでフェアウェイから打つことに徹して回ったらチャンスについて、それをモノにできた」と納得の表情を浮かべる。

「ティショットは“スティンガー”(低弾道ショット)系の3Wで攻めるのがほとんどで、今はそのショットが一番自信がある」。この日のフェアウェイキープ率は71%(10/14)で全体3位と、方向性を重視したショットで難コースを攻略している。

「距離感も良かったし、カップへの入り方もジャストタッチで良かった」と話すのはパッティング。パー5の最終18番では2オンに成功し、10mのファーストパットをタップインの距離まで寄せて楽々のバーディで締めた。この日のグリーンの速さを表す数字“スティンプメーター”は13.5フィートで、2週前のメジャー「日本オープン」の最終日と並んで今季最速を記録した。

8月「日本プロゴルフ選手権」でツアー3勝目を挙げて以降、3年近く悩まされてきたイップスも、「速いグリーンは特に(症状が)出ない」と“完治”が近づいている。

この日の1ホール当たりの平均パットは1.5625で全体6位。「速いと感じてしまうとインパクトが緩んでしまうので、練習ラウンドからテークバックを小さめにして届かないような感じで打って『重いな』と感じるようにしている」。ツアー屈指の超高速グリーンでも、真逆の意識を刷り込んでいくことで徐々にタッチを合わせていくのが“堀川流”だ。

前年大会は浅地洋佑に競り負けて2位に終わった。首位の稲森佑貴とは1打差で迎える最終日は「チャンスの位置にいるので、あしたもボギーを減らして。パッティングが入る、入らないは時の運もあるので。ピンチなく18ホールを回りたい」。1年前のリベンジを期す。(兵庫県加東市/内山孝志朗)

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