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4パットの“トリ”で1打届かず 石川遼「読みが合っていない」

◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(21日)◇三甲GCジャパンコース(兵庫)◇7178yd(パー70)

腰痛から3週ぶりの復帰戦となった石川遼は後半8番(パー3)で痛恨のトリプルボギーを喫し、通算7オーバー67位でカットラインに1打及ばず予選落ちとなった。

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インスタートで2ボギー先行も16番から3連続バーディを奪取。予選通過圏内に戻って迎えた終盤にミスが重なった。難度2番目の7番でフェアウェイからのセカンドを奥のラフにこぼしてボギー。通算3オーバーとなって迎えた続く8番はバンカー越えの左手前と警戒していたホールロケーションだった。

「10mからのバーディパットでもいい」とピンの右横を狙ったティショットが、入れた時点でボギーを覚悟するニアサイドのバンカーにつかまった。カップ周辺はきつい傾斜に守られており、バンカーショットもあえてピン右5mほどに打つのが精いっぱいだった。

その時点でカットラインは通算3オーバー。午後組のプレーを残す状況ながら「5オーバーで通るのかどうかが自分の中で微妙だった」。強めに打ったパーパットはカップをそれて2mオーバーすると、返しもやはり止まらない。最後は2mのダブルボギーパットを決められずにうつむいた。

2日間を通して苦しめられたグリーン上について「全体的に読みが合っていないなというのがあった」とした上で、「ドライバーも振れるようになってきたし、ショットはそこまでムチャクチャ悪くなったわけではなかった」とも話した。次週「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」(茨城・PGM石岡ゴルフクラブ)で連戦に臨む。(兵庫県三木市/亀山泰宏)

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