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1Wのロフト角8度→9.5度が奏功 織田信亮「最後のチャンス」

◇国内男子◇For The Players By The Players 初日(6日)◇THE RAYSUM(群馬)◇7137yd(パー71)

ツアー初優勝を目指す織田信亮が1イーグル4バーディ、1ボギーでプレー。トップと2ポイント差の12ポイント4位で初日を終えた。

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インコースからスタートすると12番パー5だ。ティショットは左のラフに入ったが、240ydから4Iで手前10mにつけてイーグル。「1ピンぐらい切れるスライスライン。入れたよりも入っちゃった感じ」と素直に喜んだ。

各ホールのスコアに応じて与えられるポイント数で競うステーブルフォード方式。イーグル(5ポイント)を奪えるかが試合の鍵を握るだけに、ツアー2位(5.25)のイーグル率を誇る22歳は「自分に合っている方式。飛距離を武器にできる」と説明する。

「飛距離が持ち味なのでロングホールで2オンを狙ってイーグルパットは他の選手よりも多く打っている」。今季の平均飛距離は300.68ydでツアー9位だ。

前週「バンテリン東海C」は予選落ち。「ティショットがひどすぎて手のつけられない感じ」。新たに投入した1W、キャロウェイ ローグST トリプルダイヤモンドSのロフト角を前週までの8度から9.5度に調整した。

「自分が何もしなくても球を上げられるように調整したらちょうどいい飛び方になってくれた」。スイングではフォロースルーで開いていた左脇も閉めるように意識した。

「自分がリランキング15位という順位で今後出られる試合があるかないかわかんないですが、ほぼないので今回、最後のチャンスだと思って攻めていけたら」と気合を入れた。(群馬県安中市/玉木充)

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