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「94年だよね」池田勇太はやっぱり知っていた “ジャンボ超え”かけ最終日へ

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 3日目(17日)◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7063yd(パー72)

雨雲の通り道だという北広島エリアの空は、朝から安定しなかった。旋回する風に、霧雨。時折それは強くなり、ムービングデーのピンポジションをいっそう厳しくした。首痛からの3試合ぶりの復帰戦を戦う池田勇太にとっては、「特にこういう天気なので厳しいものはあった」が、単独首位を守る「70」のスコアには及第点を付けられる。

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打ち上げの2打目をピンそば1mに突き刺した4番を含め、前半で3バーディを奪った。独走態勢が歪んだのはバックナイン。「10番で(3日間で)初めてボギーを叩いて気が緩んでしまったところもある」と13番、14番と2連続ボギーを喫した。

だからこそ、「自分が思うようなスイング、打ち方ができなくなった」終盤のラッキーが大きい。17番(パー5)で3打目のアプローチをミスした後、カラーからパターで10mを沈めてガッツポーズ。「神様はまだ微笑んでくれているのかなという感じはしています」。通算18アンダーは2位の今平周吾に3打差をつけ、3年ぶりツアー通算22勝目、5年ぶりの大会3勝目への期待を自ら膨らませた。

本大会では尾崎将司が最多の7勝を記録。その雄姿に憧れ続けてきたから、初めて輪厚を制した2010年に池田はうれし泣きした。当地での最多アンダーパー記録は通算20アンダー。マークしたのはもちろんジャンボ(尾崎)で、「ぜひ、それを破って優勝したいですね」と記録更新に36歳は意欲的。「…94年だよね、たしか」。幼い頃にテレビで観た記憶は今も鮮明だ。(北海道北広島市/桂川洋一)

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