2022年 ANAオープンゴルフトーナメント

19歳ルーキー&キャディ初体験女子大生コンビが好発進

2022年 ANAオープンゴルフトーナメント  初日 長野泰雅
「タイガー」から名付けられた長野泰雅は新米キャディと好スタート

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 初日(15日)◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7063yd(パー72)

月曜予選会を突破して本戦出場にこぎつけた19歳、長野泰雅の隣には今週、頼もしい(?)相棒がいる。今年の試合でもキャディを務め「九州シニア」優勝経験もある父・清一さんは現在海外旅行中で、北海道でバッグを預けたのは女子大生。しかも「ゴルフは始めたて」。ツアーでキャディを務めたのも今回が初めてだという。

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普段は道内のゴルフ場でアルバイトをしている千葉美都理さんは、北海道大歯学部の2年生。ゴルフ好きの両親から「みどり」と名付けられたが、大学入学後に本格的にクラブを握った。今大会は応援要員として派遣され、前日まではギャラリーの誘導係を務めていたが、急きょ選手をサポートすることに。男子プロのショット、パットに圧倒されながら、フカフカの芝の上を歩いた。

熟練のハウスキャディがもちろん多い輪厚コースでも、ルーキーは自分のスタイルを貫く。「自分は基本的に(キャディから情報を)聞かないんです。思ったとおりにやるので。だから友達や…、やりやすい人、一緒にいやすい人がいいんです」。だから、新米キャディのゴルフ経験の浅さは逆に「リラックスできた」。前半インで3バーディを決め、チップインに成功した後半3番(パー3)から3連続バーディ。7アンダーの3位で滑り出した。

ツアー史上3人目の10代優勝の可能性を秘めつつも、「優勝したいですけど、シードを取りたいです」というのが目下の目標。初々しいコンビは着実な一歩を踏み続ける。(北海道北広島市/桂川洋一)

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