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最終組でプレッシャーかけるも… 金谷拓実と大槻智春は優勝ならず

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(21日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

岩田寛がツアー4勝目で大会を制したが、岩田とともに最終組で出た金谷拓実は1打差2位から出て優勝に3打足りない通算16アンダー3位で終えた。最終日は出だし1番から5m弱のバーディパットを沈めたが、前半それ以降はパー。後半に折り返したときは4打差となった。

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「ショットがきょうはあまり良くなかった。バーディチャンスにつけられなかった」。フェアウェイキープ率は85.7%(12/14)だったが、パットで「29」を要した。それでも後半13番(パー5)でバーディを奪うと15番で5mを沈めてバーディを奪った。しかし、16番からはパーを並べてしまい、今季初Vとはならなかった。

「もう少しいいプレーをしたかったですけど、岩田選手がいいプレーをしていた。自分のできることはできた。優勝したかったですけど、またチャンスがあれば次は優勝できるように目指して頑張りたい」と話した。

金谷と同じく最終組でプレーした大槻智春は前半から6つスコアを伸ばすなど猛チャージ。4打差からのスタートも岩田にプレッシャーをかけ続けた。

後半13番でバーティを奪い、1打差に迫ったが、続く14番パー4で痛恨のダブルボギー。ティショットを3番アイアンで打ち、2打目の残りは125yd。しかし、「思い切ってピンを狙っていく」と打ったボールは、グリーン右横に外して木の根の上に。4打目もカラーに乗せるのが精一杯のダボと失速した。

「前半はすごく良いゴルフができていた。欲を言えば4日間もっとできたことはあったので、しょうがないかな」。9バーディ、1ダブルボギーの「65」で通算17アンダー2位で終えた。 (北海道千歳市/石井操)

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