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「ゴルフ自体は悪くない」 石川遼4打差で週末へ

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 2日目(19日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

1アンダー31位から出た石川遼は6バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算5アンダー12位で予選ラウンドを終えた。午後組のスタートで雨が降り注いだ初日とは変わり、北海道らしい涼しい風が吹いた2日目。「風は本当に雨よりは何倍も好き。完全に北海道の天候を楽しめました」と振り返った。

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この日は1番からバーディで滑り出した。3番(パー5)でもバーディを奪うと4番では約2mを沈めて連続バーディとし、9番(パー5)では2オンに成功させてバーディと一気に急浮上した。後半に入り、11番でグリーン奥ラフから乗せた2mのパーパットを外し、12番も3パットと連続ボギーを喫したが、13番、18番とともにパー5で獲り返した。

初日から2日目にかけてアイアンショットが改善されたことが、スコアが伸びた要因と話した。「全体的なゴルフ自体は悪くなくて、ちょっとしたかみ合わせだったり、もったいないミスをしてしまっている。今の内容だと優勝は厳しいかもしれないが、ミスをもう少し減らせていければ」。トップと4打差で折り返す週末に視線を移した。

ここ最近のスイングは「飛距離」を意識するが、今大会では340ydの5番(パー4)がその「バロメーターになる」。距離的には短いホールにはなるが、左ドッグレッグで左サイドには池が広がり、池とグリーンの間にはバンカーがある。グリーンエッジまでは292ydで、「今までは飛んでいるときでも(池を)越えられなかったけど、モチベーションはあります」

「スイングは変えずに、今のベースのまま飛距離を伸ばしていきたい。最低でもあと10ydくらいは1~2年かけて伸ばしていければ」。フォローの風が吹いた第2ラウンドでは1Wを選択。ボールはグリーン横の右ラフにまで飛び、2打目で寄せきれずにパーとなった。ちなみに、午前組では竹内廉のみがワンオンに成功していた。(北海道千歳市/石井操)

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2022年 長嶋茂雄招待セガサミーカップ



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