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1番の大トラブルから1W修正も 石川遼は上位争いから後退

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 3日目(6日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71)

4打差13位から出た石川遼は4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」と伸ばせず、通算3アンダー23位に後退して優勝争いから振り落とされた。

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1番(パー5)で1Wショットが思い切り右へプッシュアウト。ボールは隣接する3番ホールのグリーン奥にある滝の岩場付近まで転がった。ドロップゾーンから3打目を打っても、4打目は200yd近く残るシチュエーション。そのまま3番の花道付近に出し、土手を越えて1番グリーン右手前100ydほどのバンカーへ運んだ。4打目を1.5mに絡めるまでのリカバリーは良かったが、下りの高速ラインを決めきれなかった。

1Wの大きなミスはこの1球くらいだったものの、ウェッジショットの距離感に苦しんだ。「ちょっと思った距離が打てていないのと、右に抜けたり、左につかまったり…」。後半15番ではフェアウェイから約90ydのセカンドで手前からロングパットを残した。最終18番も納得のティショットを放ちながら、やはり90ydほどの2打目を手前のラフに落として悔しいパーフィニッシュ。「もっともっと、うまくなっていかないといけない」と受け止めた。

しっかり打ち切ることを意識したというパッティングも、1番とダブルボギーの14番(パー3)以外の感触は悪くない。首位とは11打差。課題と向き合い、少しでも上を目指す最終日になる。(静岡県三島市/亀山泰宏)

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