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【GDO EYE】メディアももっと勉強を!藤田が苦言

通算8アンダーの2位でホールアウトした藤田寛之が、珍しく憤りを露にしていた。「最後は3パットね。カメラの人が動いて、サードでもタイミングを外されて…。映像を撮りたいっていうのは分かるけど、その前にちゃんとプレー出来る環境を整えないと、本末転倒でしょう」。

藤田が話していたのは、この日の最終18番での出来事。最終組で回る藤田が、レイアップした3打目を打とうとした際、一組前でホールアウトした石川遼を追い掛けていたテレビカメラが、グリーンサイドに戻ってきて、藤田の視界に入ってきた。これを嫌って仕切りなおした藤田だが、3打目はバックスピンが掛かりすぎてピン下10m程に落ちてしまう。

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バーディパットを1.5m程ショートさせると、この大事なパーパットを打つ前にも、再び三脚を取りに来たというテレビクルーの動きが気になり、集中力を欠いてしまう。結局、このホールを3パットのボギーとし、冒頭の怒りの言葉に繋がった。

「それのせいにはしたくないけど、もっと勉強して貰わないと。(メディアとの)勉強会もやっているけど、全く生かされていない。基本中の基本なんだから、ギャラリーの事を言う前に、関係している人たちがしっかりやらないと」。

藤田の言葉はもっともだ。プレーしているのは石川だけでは無い、というのは我々メディアがもっと真摯に受け止めないといけない事実だろう。現場での動きだけでなく、記事の扱いに関しても同様だ。それは、ゴルフ界の発展という共通目標に向けて、関係者が協力して取り組んでいかなければいけない課題といえる。(編集部:今岡涼太)

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