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「これだけのゴルフができる」 池田勇太が意地の「63」で今季ベストの3位

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日(26日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

8位から出た池田勇太が5連続を含む11バーディ(1ダブルボギー)の猛チャージ、この日のベストスコアに並ぶ「63」をマークして、通算21アンダー3位に食い込んだ。

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前半1番でバーディを先行させると、その後も4つのバーディを重ねた。9番ではダブルボギーをたたいたが、勢いは途切れなかった。折り返し直後の10番でもバーディを奪うと、12番からは圧巻の5連続バーディを見せた。

「9番だけじゃなくて、きのうまでもそういうのがあったし、それが全部ではないと思う。でも、これだけのゴルフができるので、そういう(ダブルボギーとした9番のような)ところがなくなればという思いはある」と淡々と振り返った。

今季は10試合を戦い終え、3位はベストフィニッシュ。先月の「ゴルフパートナー PRO-AM」では初日に「59」をたたき出した。ゴルフの調子は「今年はそんなに悪くない」と強調し、8月から始まる連戦での活躍にも期待が高まる。

選手会主催の今大会。前年の第1回大会は選手会副会長や事務局長として、開催に向けて尽力した。今年は大会初の有観客での開催となり、「これだけの盛り上がりを作れるということを証明できたと思う」と手応えを口にし、「来ているギャラリーの皆さんにも、ネット(中継)で見ている視聴者の皆さんにも、いろんな意味で面白いコンテンツを見せられているんじゃないかと思う。こういう試合を増やしていってほしい」と力強く話した。

次戦のメジャー「日本プロゴルフ選手権大会」(8月4日~/静岡・グランフィールズCC)については「大好きな日本プロなので、ちょっと1回、クールダウンしてまた調子を上げてそこに向けていきたい」と見据えた。(栃木県那須塩原市/内山孝志朗)

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