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テーマは「選手を迷わせる」 ラフの短い今年の宍戸は?

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(2日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

2022年の国内メジャー初戦が開幕した。大会初日を終えて、ツアー1勝で38歳のジェイ・チョイが「65」で回って首位発進し、アンダーパーは全132選手中28人だった。

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例年と最も異なるのは、ラフの「短さ」。45ミリと、昨年の80~100ミリから半分ほどの長さに刈り込まれている。開幕前日の記者会見で、ツアーディレクターを務める田島創志氏は「(これまでは)長いラフに入ると(選択肢は)レイアップだった」とした上で、「海外の試合を見ると池のキワにあるピンを攻めていかないといけないこともある。まずは狙っていくように」とセッティングの思いを明かした。

ただ、ラフが短くなったからといって「ボールはスポッと入るし、それなりのパワー、マネジメントがないと攻めていけない」。グリーンの傾斜が強いコースならではの難しさもあり、「とにかく選手を迷わせる、というのがテーマです」とした。

キーホールは17番

選手会長の谷原秀人は「こういうところでアンダーパーを出せるか。楽しいセッティング」とゲームに臨む高揚感を示す。パー4で481ydの17番を「エキサイトするんじゃない?」とキーホールに挙げ、「セカンドでピンまで200yd近く残るから計算をしないといけない。いつもだったら(ラフなら)レイアップ。でもそれが行きたく(攻めたく)なるところで、フライヤーを計算できるのか。しなかったら池」とコースマネジメントの妙を楽しそうに語る。

「海外に行ったときに距離はたっぷりあるし、ロングアイアンでチャンスにどんどんつけていく、というゴルフをしていかないと。ポテンシャルのあるコース。フェアでいいと思いますけどね」

見立て通り、17番の初日の平均ストロークは「4.5455」で最も難しいホールとなった。ちなみに谷原は3オン1パットのパーで切り抜けた。アンダーパーには至らなかったが、イーブンパー29位とまずまずの位置で発進した。(茨城県笠間市/石井操)

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2022年 BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ



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