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【GDO EYE】男子劣勢の沖縄勢に、新星現る!?

国内男子ツアー「キヤノンオープン」の第1ラウンドを終えて、名前の見慣れない選手が上位に名を連ねた。首位に3打差の5アンダーとした、伊佐専禄(いさ・せんろく)。それもそのはず、2005年にプロ転向後、ツアー出場は僅かに6試合目。昨年末のQTでも上位進出は叶わず、今大会も今シーズン2試合目。今週も、マンデートーナメントで勝ち抜いての出場だ。

身長190センチのスラリとした体型と端正なマスクは、まるでモデルのよう。昨年の「日本プロ」終了後、現在マネジメント契約を結ぶホリプロからスカウトされたのもうなずける。恵まれた体格を活かしたドライバーショットは平均300ヤード、自身も「飛ぶほうだと思います」と自信をのぞかせる。

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この日、ツアーでは自身初となるノーボギー。「ショットやアプローチに自信が無かったけど、今年はだいぶ自信を持てるようになってきた」と話す。この日も、6番パー4で30ヤードの距離からチップインバーディを決めるなど、全てが噛み合っての好スコアだ。「今は、(ツアーに出場する)1回1回がチャンスだと思っている」と、表情を引き締めた。

珍しい名前だけに、その由来も気になるところだが、「父に聞いたら、何もないそうです」と、答えはアッサリ。子供の頃は名前をからかわれることもあったそうだが、「立派な名前をもらいました」と胸を張る。出身は、宮里藍諸見里しのぶら女子プロの活躍が目覚しい沖縄県。「負けられないな、とは思います」と、静かに闘志を燃やしていた。(編集部:塚田達也)

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2009年 キヤノンオープン



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