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伊澤利光が2年半ぶりにレギュラー参戦「期待している」

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 事前情報(18日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6544yd(パー70)

54歳の伊澤利光が約2年半ぶりにレギュラーツアーに参戦する。開幕前日はプロアマ戦に参加し、高麗芝のグリーンが待つ西コースをラウンド。「(調子は)悪くないけど、高麗グリーンに手こずっていて。(距離が)長いけど、今週はドライバーが280、290ydくらい飛んでいて、自分が目標としている数字はきている。戦えない距離ではない」と力を込めた。

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2019年10月の「トップ杯東海クラシック」を最後に離れていたレギュラーツアー。久しぶりに味わう雰囲気は「(若手に)ちょっと元気がない。もうちょっと楽しむじゃないけど、元気よく」と笑って、後輩たちにゲキを飛ばした。

18年以降、シニアツアーをメーンに戦っている。かつての主戦場を「シニアより緊張感がある」と言いつつ、「自分も期待して来ているので、(自分が)シニアだからダメでもしょうがないという気持ちは全然ない。この緊張感の中でどうゴルフができるのかが楽しみ」と“プレーするだけ”ではいられない。

今週は愛用シャフトメーカーのプロ担当・高橋雅也さんをキャディに起用する。「道具を拭いて、ボールを拭いて、バックを運んでくれれば大丈夫」と笑うが、グリーンの読みについては、過去に「日本ミッドアマ選手権」を2度(2008、14年)制した“相棒”の力を頼る場面もありそう。「見た目よりすごく切れるところもあれば、見た目通りのところもある。(一緒にラインを読もうか)迷っている。後で相談しようかな…」

目標はトップ10入りして次戦にも出場すること。「いけるんじゃないかなっていう準備はしてきた」。ツアー16勝のベテランが、闘志をみなぎらせた。(茨城県つくばみらい市/内山孝志朗)

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