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国内男子ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!の最新ゴルフニュースをお届け

茨城だけど気持ちは米国! 杉本エリックがのびのびプレーで「63」

◇国内男子◇ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 初日(21日)◇PGM石岡GC (茨城)◇7071yd(パー71)

ティイングエリアに立った瞬間「あ、ここいいな」と気に入った。米国育ちの杉本エリックには、『designed by Nicklaus』の文字が光る茨城のゴルフ場は、ちょっとだけホームの景色に似て見える。

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「このコースはジャック・ニクラス設計だから、米国でプレーしている感じで回れる」。バーディ合戦の波に乗って9バーディ、1ボギーの「63」をマークした。比較的フェアウェイが広くてフラットなこのコースは、ショットの選択肢もバリエーションが広がる。「日本は攻め方が決まっているコースが多いけど、ここは攻略法がいろいろあって楽しい。すごくフェアなコースだと思う」。いいショットが報われて、悪いショットはペナルティになる。「フェア」という言葉は杉本の中でこれ以上ない褒め言葉だ。

日本ツアーに腰を据えて5年目。バラエティ番組で勉強した日本語も上達して、暮らしぶりも慣れてきた。昨シーズンは賞金ランク47位で初めてシード選手の仲間入りを果たしたが、「日本でプレーするのは楽しいけど、ずっといると段ボールに閉じ込められていく感じがする…」。どうしても、米国の広い空が恋しくなるときもある。

オフの間は米国に戻ってつかの間のリフレッシュ。いずれは米ツアーを主戦場にすることが目標だ。海外経験を積むために6月「全米オープン」出場も目指していたが、世界ランクが500位に届かず、日本で行われる予選会への出場資格も得られなかった。

「PGAツアーで戦うチャンスを得るために、とにかく今は世界ランキングのポイントを稼ぐこと。できるだけ毎週いい成績で終わりたい」。現在世界ランクは576位。目指す位置までまだ距離もあるが、母国の“におい”を感じる今週は、上を目指してのびのびとプレーができそうだ。(茨城県小美玉市/谷口愛純)

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2022年 ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!



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