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「なんとか最後は耐えた」 石川遼は薄氷の予選通過で6カ月ぶりの週末へ

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 2日目(15日)◇よみうりカントリークラブ(兵庫県)◇7180yd(パー71)

32位から出た石川遼は通算1アンダー49位で決勝ラウンドに駒を進めた。「なんとか最後に耐えたなという感じ」と、終盤まで予選落ちがちらつく一日だった。

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「苦しいスタートになってしまった」と、スタート10番(パー4)から3オン2パットのボギー発進。2つ落として通算1アンダーで折り返すと、後半に入ってからも伸ばせず一時はカットラインの下に沈み込み、3ホールを残した時点で「あと1打足りていない」。

7番(パー4)のセカンドショットは狙いよりも若干左に飛んだが、3mのバーディパットをねじ込み通算1アンダー。ここでカットラインの内側に滑り込んだ。

難度5位の8番(パー3)をパーで切り抜け、最終ホールのパー5は10m超えのバーディパットが残ったが、2パットで納めてパーでフィニッシュ。3バーディ、5ボギーの「73」で回り、ぎりぎりの予選通過となった。

今季初戦の「東建ホームメイトカップ」は予選落ちだったため、ツアーで4日間を戦うのは昨年10月の「ブリヂストンオープン」以来となる。「きょうは緊張感の中で、やりたいこともなんとかできた。あと2日間楽しみ」と、久々にトーナメントで週末を迎える。(兵庫県西宮市/谷口愛純)

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