石川は薄氷の予選突破!単独首位は丸山大輔
2009年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン
期間:09/24〜09/27 場所:城陽カントリー倶楽部 東/西コース(京都)
首位の丸山大輔、本来の実力を呼び起こした肉体改造
「アジアパシフィックパナソニックオープン」2日目を終えて、単独首位に浮上した丸山大輔。今シーズン初めて首位に立ってラウンドを終え、充実の表情で会見場に姿を現した。前半戦は上位争いに加わることもできなかったが、「フジサンケイクラシック」で2位に入るなど、最近の好調ぶりは目覚しい。
その理由の1つを、次のように明かす。「6月に入ってから、初めてと言っていいくらい本格的にトレーニングを始めたんです。トレーニングに目覚めましたね。その成果かな」。今年のシーズンに入ってから、アンダーアーマーとウェア契約を締結。その日本代理店である(株)ドームが運営する「ドーム・アスリートハウス」でトレーニングに励んでいるという。
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アルペンスキーヤーとして活躍する皆川健太郎選手らも利用しており、「朝から夕方までトレーニングしている姿を見ると、刺激になる」と、トップアスリートとの触れ合いも大きな刺激となっている。「身体を動かしている分、くだらないものを食べたらもったいないと思って食事も節制するようになった」と、トレーニングが良い循環を生んでいるようだ。
今週の会場である城陽CCはアップダウンも激しい、体力的にもタフなコースだが、「6月にアップダウンが激しいコースで回った時には後半にバテたけど、今日は最後まで集中できた」と、自身も効果を実感している。「ゴルフが良かったころに戻ってきた」と、ツアー初勝利を挙げ、さらに米ツアーの予選突破を果たし、自身のピークを迎えていた2005年当時の調子が戻りつつあると話す。残り2日、久々の優勝へ向けて肉体改造の真価を発揮したいところだ。