快走!谷口徹が16アンダー首位!石川遼は試練のラウンド
2009年 ANAオープンゴルフトーナメント
期間:09/17〜09/20 場所:札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)
ご機嫌モードの中嶋常幸「勝利の女神に期待するよ」
国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」に出場している中嶋常幸が、「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」以来、今季2度目の最終日最終組に入った。大会初日から4位タイにつけ、ご機嫌モードで記者会見に現れた中嶋。3日間で11アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイにつけている。
しかし首位の谷口徹とは5打差と大きく引き離された状態に「5打差だよ、もう勝手にしてって感じだよね。でも、明日も1打1打、目の前の一球に集中して精一杯プレーをするだけだね。あとは勝利の女神に期待するね」。
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前日は悪い流れをパーセーブで食い止めた代わりに、バーディチャンスを逃したことでボギーを呼び込んでしまった中嶋。この日は2番で幸先の良いバーディを奪いながらも、5番パー5でティショットを木に当てる不運からか、その後12番までチャンスに恵まれなかった。
「5番の木はぎりぎりをストレートボールで狙うのがベストルート。30年前は問題なく超えたんだけど・・・。力が落ちたわけじゃないよ。30年も経つと木も高く成長しちゃうからね(笑)」。と周囲の笑いを取るほどのご機嫌モードはこの日も続いた。
初日から「この大会、そしてこのコースが好き」と話す中嶋だが、その理由については攻め方を熟知しているからだと言う。中嶋と同じく、シニア世代の室田淳は8アンダーの7位タイ、尾崎将司も予選を通過し2オーバーの54位タイで最終日を迎える。「ベテランが頑張れるコースだからこそ、気合いが入るんだよ」。最終日は大逆転の可能性を女神にゆだねるためにも、序盤からスコアを伸ばし谷口に肩を並べることを目指す。