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43歳の谷原秀人、41歳の宮里優作「じじい2人が頑張ってます」

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(3日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

谷原秀人が最終戦に出場するのは今年で13回目になる。11月にツアー15勝目を飾った43歳は5バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算5アンダー3位で大会を折り返す。精鋭ながら30人と少人数での戦い。タイトルを見据え「一番チャンスでもあり、それが一番難しい」と目を光らせた。

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前年大会では最終18番(パー3)でボギーを喫して首位から転がり落ち、2位で終えた。2016年に5位になったほか、2013年、2006年でも3位になっているが、「あんまりいい思い出はない。いい思い出にしたいなって思っている。去年は去年、今年は今年ですからね」と振り返ろうとするそぶりはない。

風は、穏やかだったこの日の前半はまだよかった。後半に入ると「真逆に来たり」と左右前後あらゆるところから吹き始め、「結構読みづらかった」と耐えるゴルフになった。ショットも思い通りとならず、「『クラブに当たってくれ』っていうレベル。きのうが“イマサン”で、きょうが“イマニ”になったので、明日がイマイチくらいになってくれないかなって」と状態を説明した。

トップを走る宮里優作は2歳下の41歳。コースも、技術面も経験豊富な熟練プロが上位につけての折り返しに谷原は「じじい2人が頑張ってます」と笑った。

「そこに外してはダメ」というポイントを意識して回っていることが2人の共通点。宮里は「戦略的に攻めないといけないですし、やみくもに打ってスコアメークできない。いかに残りのパットを意識して展開していかなきゃいけないのかが大事。ピンを狙わないっていうゴルフってなかなかできそうで、できないですけど」と堅実な態度を強調した。「ダテに9回も出ていないかな」と経験あっての首位ターンにおどける。

大会の最年長記録には1996年大会を制した尾崎将司の49歳10カ月がある。コースとの“押し引き”を熟知した2人が後輩たちをリードする。(東京都稲城市/石井操)

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