シード争い大詰め!国内男子ツアー賞金ランキング
2021年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/25〜11/28 場所:Kochi黒潮CC(高知)
手嶋多一はQTに照準合わせ最終日へ/シード争い3日目の順位ならこうなる
◇国内男子◇カシオワールドオープン 3日目(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)
来季の賞金シードを争う“最終戦”の3日目を終え、賞金ランキング76位の手嶋多一は通算6アンダーの25位となった。2007年に優勝したコースで、この日は強風に苦しみ「50オーバー(53歳)にはこたえました。オーバーパーを打たないで良かった」と「72」に苦笑い。この日時点での成績では、74位でシーズンを終了する見込みとなる。
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「生涯獲得賞金ランキング上位25位」の資格を行使して参戦した今季は夏場に7試合連続で予選落ちを喫するなど、不振が続いた。シニアツアーとの兼務で日程的にもタフに。前週の「ダンロップフェニックス」では4アンダーでホールアウトしたはずの初日、提出したスコアカードが過少申告で失格処分を受け、まさに弱り目に祟り目だ。
ラストチャンスの今大会前から「気持ちはトム・ワトソン」と口にしてきた。12月、宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースで行われる最終予選会(ファイナルQT)が視線の先にある。
前週も試合会場のフェニックスCCに隣接する同コースで練習ラウンドを実施。フェアウェイが絞られた林間コースとあって「僕の飛距離でも曲がらなければ戦える」という手応えもつかんでいる。また、以前は6日間108ホールの長丁場だったのが、今年から4日間72ホールになったことも「シニアにはちょっとラクかな」。シード復帰のボーダーラインには届かなくとも、調子を上げて宮崎に向かいたい気持ちでいる。(高知県芸西村/桂川洋一)
賞金シード争い
※大会終了時の65位までが来季のシードを獲得
賞金ランク/選手名/3日目順位(スコア)/3日目順位で終わった場合のランク
58/スンス・ハン/39T(-4)/61位
59/近藤智弘/39T(-4)/62位
60/小平智/17T(-7)/58位
61/ジャン・ドンキュ/予選落ち/66位
62/阿部裕樹/55T(-2)/64位
63/木下裕太/33T(-5)/63位
64/池上憲士郎/17T(-7)/60位
65/小鯛竜也/39T(-4)/67位
66/D.ペリー/17T(-7)/65位
67/A.クウェイル/55T(-2)/68位
68/G.チャルングン/欠場/70位
69/亀代順哉/7T(-9)/57位
70/藤田寛之/予選落ち/71位
76/手嶋多一/25T(-6)/74位
78/今野大喜/17T(-7)/72位
108/Y.E.ヤン/4T(-10)/78位