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中西直人が「ZOZO」で得たもの ポイントは「セカンドショット」

◇国内男子◇ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ 事前(27日)◇美浦ゴルフ倶楽部 (茨城)◇6988yd(パー71)

2年ぶりに日本で行われた前週「ZOZOチャンピオンシップ」に出場した中西直人は「必要とされるショットが打てたのがすごく楽しかった」と目を輝かせた。今大会を主催する国際スポーツ振興協会(ISPS)と契約を結んでホストプロとなる33歳は前週の収穫を熱く語った。

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「ZOZO-」の大会前の練習ラウンドでは海外メジャー2勝のコリン・モリカワとプレーをする機会が巡ってきたが「得るものだらけだった」という。

一番に痛感した差は「セカンドショットのレベル」。長いミドルホールが組み込まれていた前週はロングホール以外で握る機会が少ない4、5番アイアンの出番が多かった。

長くなればなるほどショットの精度を保つのは難しくなるが、「ライン出しをしようとしたらボールが止まらないから、(高さを出そうと)フルスイングしちゃう。でも彼らはライン出しショットで球が止まるんです」

大会3日目に同組でプレーした米ツアー4勝ザンダー・シャウフェレと回った際には、こっそりクラブの長さやロフトを確認。「いきなりクラブを替えるのは無理だけど、ここのスピードが速かったから真似てみよう」と試行錯誤したと言い、最終日に「63」をマークして28位に終わった。

「狙わないとバーディは獲れないセッティングで、ロングアイアンでどんどんスコアを伸ばせたのは自信になった。その自信のまま今週出来るのは楽しみです」

200ydを超えるパー3や500yd以上のパー4が組み込まれる今大会では「距離が全体的に長い」とあって、身につけた武器を活かせるチャンスとなる。「成績はどうなるか分からないけど、去年から課題にしてきたショートゲームも最近良くなっているので(ロングアイアンが)駄目だったら耐えて、ひたすらやり続けようと思います」と意気込んだ。(茨城県美浦村/石井操)

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