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米再挑戦の石川遼「30歳になって時間がくっきり見え始めている」

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 事前(22日)◇城陽CC (京都)◇6967yd(パー72)

石川遼は今秋に米下部コーンフェリーツアーの予選会に挑戦する。国内ツアー「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」後の10月12日時点の順位によってはセカンドではなくファイナルステージから挑むことも可能となるが、現時点で言えるのはとにかく「来年、コーンフェリーツアーでやりたいということ」。23日に開幕する国内ツアーの会場で思いを吐露した。

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2013年に主戦場をPGAツアーに移し、17年秋にシードを喪失するまで米国でプレーしてきた。18年からは下部ツアー(当時ウェブドットコムツアー)に参戦することもできたが、国内ツアーに専念する道を選んだ。

当時、国内フル参戦するにあたって「次の5年で自分としてはもう一度アメリカで通用する力を身につけたい」と語っていた石川。その言葉を一心にしていたわけではないそうだが、今年30歳となり、「必要な装備をしっかり持って、揃えられるものは揃えたなとは思う」と決意した。

2020年春に新たにコーチと契約をしてスイング改造に取り組んできた。「この動きをして痛みが出たらやめよう」と二人三脚で取り組み、「体にガタというか、痛みはきていない」とつくりこんできたものに納得している。

さらに「30歳になって時間がくっきり見え始めている。20歳の時は45歳のイメージが今よりも10年分できなかったけど、少しは(45歳を)イメージができるようになった」と歳を重ねたことで、また少し先の自分の姿が想像できるようになったという。

「45歳でも高いパフォーマンスを出している人もいるので、歳っていうのは気にしてはない。でもよりくっきり見えてきている分、体も強くしていかないと、と。何歳からでも遅くないという気持ちはある」。年齢が全てではないことを分かった上で「いま、めちゃくちゃゴルフが楽しい」と話した。

今年4月「マスターズ」では同学年の松山英樹が日本人初のメジャー優勝を遂げた。その姿は「(今回の決意の)判断材料の中には入っていないけど、刺激を受けていることはもちろんですし、ヒデキは圧倒的にアメリカの方が長くて、ツアーの常連になっているのは本当にすごいと思う。でも、僕は僕の道で同じところでやりたいというのはある」と切り分けた。(京都府城陽市/石井操)

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