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3年ぶりの予選通過 亀代順哉を突き動かす“もっとできるはず”

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 2日目(21日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6531yd(パー70)

21歳でプロ転向してから5年が経った。「焦り、『自分はもっとできるはず』と鼓舞する気持ち、いろんな気持ちがあります」。亀代順哉は同世代や後輩の活躍を横目に葛藤しながら試合に臨んでいるという。

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2016年にはアマチュアで「東建ホームメイトカップ」6位、「トップ杯東海クラシック」7位に食い込む活躍を見せたが、翌17年1月のプロデビュー後は苦しんできた。レギュラーツアーで上位をにぎわせたのは同年「トップ杯東海クラシック」初日の3位タイになったときぐらい。

西コースを6バーディ、2ボギーの「66」で回ったこの日はプレーが終わりに近づくにつれて「カメラマンさんが増えてきた」。上位にいる証しに緊張も走り、最終9番では「1.5mを外しました」と苦笑いのパーでフィニッシュ。それでも、通算11アンダー3位につけて18年「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」以来となる予選通過を決めた。

身長167㎝、体重85㎏の安定感ある体型から繰り出す飛距離が売りで、今大会のドライビングディスタンスも「320ydくらいは飛んでいるんじゃないかな」。風次第ではあるものの、トータル358ydある15番でワンオンを狙えるパワーがある。

課題は持ち球のドローボールが曲がりすぎたときの対処。「ドローがきつくなるとメンタルに影響して、そこから焦ってリズムよく打てなくなるというのがあった」と自覚している。

いまは体の正面で打つことを一番に意識。「どっしり構えるタイプ」というアドレスも上体を起こし、ドローをかけすぎないようにしているという。「これが自分のプレースタイル。この位置にいられてうれしいですし、取り組んでいることが間違ってなかったのかなとも思いますね」とうなずいた。

「順位もいいところにいて、上位に入りたいという気持ちは強いけど、自分の長所をしっかりと活かして自分のゴルフを一番に考えてやりたい」。久々となるレギュラーツアーの週末。“自分はできる”を証明する絶好の機会だ。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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