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松山英樹と同級生の梅山知宏 “準備”結実の3打差5位発進

◇国内男子◇ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント 初日(20日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd、西コース6531yd(パー70)

大会前の過ごし方が奏功したスタートダッシュとなった。2日前に東コース、前日にこの日回った西コースを下見した梅山知宏は7バーディ、ノーボギーの「63」でプレー。2018年「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」以来のトップ5発進を決めた。「きのう雨の中でしっかり西コースを回って、パットがいい感じになった。東コースを回っていたらこの結果を出せなかったかも」

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東コースは洋芝、西コースは高麗芝と予選ラウンドで使う2コースの異なるグリーンへの対応がポイントとなる今大会。芝目の影響が出やすい高麗芝に対処するべく、指をかざしてグリーンの傾斜を読む“エイムポイント”を採用したほか、支援を受ける芥屋ゴルフ倶楽部の高麗芝で「ずっと練習していた」という準備が結実した。首位と3打差の出だしに「100点満点」をつけた。

主催者推薦で出場する29歳。2017、18年に下部ツアーで1勝ずつを挙げたが、シード獲得には届いていない。地元・栃木県の作新学院高で腕を磨いたジュニア時代、2009年「日本ジュニア」では最終日に猛追をみせて優勝した松山英樹に続く2位になった。東北福祉大では松山が主将、梅山が副主将として切磋琢磨した間柄でもある。

絶好のチャンスをものにしたいところではあるが、「頭の中に“優勝”はあるけど、それよりも一日一日、自分の最善を尽くして終わることを目標にしている。これまでの試合で成績がついてきていないけど、練習してきたという自信はある。毎日準備をして最終日を迎えたい」と意気込んだ。(茨城県つくばみらい市/石井操)

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