ニュース

国内男子アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフの最新ゴルフニュースをお届け

「コースが選手を育てる」アマ河本力の好発進と石川遼の理念

◇国内男子◇アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 初日(13日)◇相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)◇7298yd(パー72)

昨年「日本オープン」で衝撃を与えたアマチュアの河本力(日体大)のビッグドライブは、健在どころか磨きがかかっている。

<< 下に続く >>

前半8番(パー5)では、1Wショットから残り210ydを6Iでピンそば3mに2オンしてイーグルを奪取。後半もドライビングディスタンス賞(4日間を通じて対象ホールの平均飛距離1位)の計測ホールでもある11番で310ydを記録。フォローの風の中「あんまり飛んでないと思った」と言ってのけたが、初日時点ではシーズン平均飛距離1位・幡地隆寛と並んでトップの数字だ。

首位と1打差の3アンダー3位タイ発進。「1日3アンダーを目標にやると決めた。もし(トータル)12アンダーで回れたら、優勝できるんじゃないかなというのはあります」。自信の源は規格外のパワーだけではない。

6日にこのコースで行われた「石川遼インビテーショナル ジャパンジュニア&カレッジマスターズ2021」で1位となったばかり。「すごい、すごい助かっています。ピンポジションも石川遼選手が決めてくれて、すごく難しい(プロツアー仕様に近い)セッティングでやれた。自信にもなりますし、いい流れでこの試合に入ってこられていると思います」と言葉に力が入った。

世界で戦うゴルファー育成につながる質の高いコースセッティングでの試合を重視し、男子プロのトーナメント開催直前に各会場で1日競技を全国で行う「石川遼インビテーショナル」。今年で5年目の開催となり、初代王者は初日首位に立ったアマチュア・杉浦悠太(日大)だった。

今大会の開幕前、石川はジュニア育成の取り組みについて話していた。「自分としては“コースが選手を育てる”という思いがある。いろんなサポートをいただいて、その思いを、ジュニアマスターズで実現に向けてできているのは、非常にやりがいがある。ジュニアのみんなに楽しんでほしいというよりは、ぜひこういうコースで戦ってもらって、将来に生かしてほしい」。河本や杉浦の躍進となれば、大きな意味がある。(神奈川県相模原市/亀山泰宏)

関連リンク

2021年 アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!