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“AO”以来の連覇ならず 宮本勝昌は「寛がナイスプレー」

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(2日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

「中日クラウンズ」で過去に連覇を達成したのは青木功(1978年から3連覇)と尾崎将司(97年から3連覇)だけ。ディフェンディングチャンピオンの宮本勝昌は首位からのスタートで「68」で回ったが、逆転を許して9アンダー2位に終わった。

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後半10番までの3バーディを活かせず、2組前で「63」をマークした岩田寛に今季初勝利を譲った。4オン1パットでボギーをたたいた12番が痛恨。「風が左からあると意識しすぎた。右ラフに入れると厳しいので勇気を出して左を狙ったが、ミスが続いた」。バックナインで3つ伸ばした岩田に対し、宮本はパープレー。「少しでも…と思っていたが、寛がナイスプレーだね」と強風の中でのロースコアを称えた。

難攻不落といわれるコースで、最終日の終盤は40代のマッチレースに。「3日間だったから。4日間だと分からない」と大雨による初日中止から54ホールに短縮された競技でチャンスをうかがっていた。

「和合は難しいので、1年後に回れるくらいでちょうどいい。本当にくたくたになる。今年は3日間、晋呉とできたのは楽しかった。それが救い」。3日間、ラウンドをともにした同級生の片山晋呉との共演を喜んだ。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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2021年 中日クラウンズ



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