尾崎将司 プロフィール
ゴルフきょうは何の日<4月25日>
2013年 尾崎将司がツアー初のエージシュートを達成
66歳だった尾崎将司がレギュラーツアー「つるやオープンゴルフトーナメント」の初日に9アンダー「62」をマーク。ツアーでは史上初のエージシュートを達成した。
1番ティから出た尾崎は3番でバーディを先行させると5番から4連続バーディを奪取。後半に折り返して10番、12番でもスコアを伸ばしていった。14番で15mからのロングパットで3パットを喫してボギーとしたが、15番でバウンスバック。16番のパー3はピン奥3mを沈め、17番(510yd、パー5)では2打目でピン右上7mに2オンさせてイーグルとした。
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最終18番をボギーとスコア一つ落としての上がりだったが、後続に3打差つけた堂々の単独首位発進を決めた。同組でプレーした尾崎直道は「全盛期みたいな感じだったね。どっしりして王者みたいなゴルフだった」と感嘆し、青木功からは「ジャンボ、おめでとう!エージシュートは達成した人にしか分からない難しさがあると思う。レギュラーツアーでエージシュートなんてすごいことだ。日々努力を重ねていないとできないことだ」と祝福の言葉が贈られた。
尾崎自身は「俺はエージシュートを目指してゴルフしてないから」と一刀両断。「スコアが出ない要因はティショットでアドバンテージを取れないから。取れないからセカンドが苦しくなって、ボギー、ボギーとなってしまう。アドバンテージが取れたら、セカンドで使うクラブが短くなるし、フェアウェイキープの回数も多くなって、グリーンも外さない。だからあとはパット次第」。ドライバーを1インチ長くして飛距離アップに取り組んだ秘策が実を結んだ。4日間プレーした尾崎は通算3アンダー51位タイで終えた。
70歳で迎えた17年「ホンマ・ツアーワールド・カップ」2日目にも「70」を出して2度目のエージシュートを達成させた。