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自身初の大会連覇!室田淳が12アンダーで中嶋、青木(基)を振り切った!!

静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開催されている、日本プロゴルフ協会のシニアツアーの今季第2戦「ファンケルクラシック」の最終日。9アンダー単独首位でスタートした中嶋常幸と大会連覇を狙う室田淳の一騎打ちを見ようと4000人を越えるギャラリーが会場に詰め掛けた。

前半は中嶋、室田の優勝争いが展開された。9番パー5では互いに2オンに成功し、中嶋が4メートルのバーディパットを沈めれば、室田も確実にバーディを奪い共に11アンダーで折り返した。ところが後半15番で、この日2つ目のボギーを叩いた中嶋が、16番でもティショットを左サイドの林に打ち込みボギー。

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対する室田は安定感のあるショットで確実にグリーンを捕らえていく。中嶋は17番で下り7メートルのフックラインを読みきり、意地のバーディを奪うが、最終18番では渾身のドライバーショットが左サイドの林に突き刺さり痛恨のロストボール。このホールをトリプルボギーにした中嶋は通算7アンダーの5位タイに後退した。

中嶋に代わって優勝戦線に名乗りを挙げたのが、最終組でラウンドする青木基正だった。序盤は室田、中嶋の戦いを静かに追っていたが、中盤から序所にスコアを伸ばした。そして最終18番、入ればプレーオフ進出というイーグルパットを迎えたが、惜しくも外し通算11アンダーの単独2位。

大会2日目には、スコアを伸ばしきれず2位タイに後退した室田。しかし、終始安定したゴルフで通算12アンダーまで伸ばし大会2連覇を果たした。室田はレギュラーツアーを含め大会連覇は初めて。「緊張もしたし、プレッシャーも大きかった」とラウンド後に振り返った。過去、この大会を制した選手が、その年の賞金王になっているが、今年もそのジンクス通り、室田が2年連続での賞金王になるのだろうか。

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