石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
【日本オープン事前情報】石川遼の国内メジャーデビュー戦! 難コースの攻略なるか!?
プロツアー初出場初優勝という、これ以上ない程の衝撃的なデビューから5ヶ月。今や男子ゴルフ界の寵児となった石川遼(16=杉並学院高)が、国内最高峰のメジャー競技「日本オープンゴルフ選手権」に登場する。
舞台は、深いラフと全長7,259ヤードというタフなセッティングが待ち受ける名門、相模原ゴルフクラブ。ラフに入ればボギーは覚悟、避けたとしても距離のあるセカンドショットが残る。飛ばすだけでも刻むだけでもスコアメイクが難しい、あらゆるタイプのゴルファーがハンデを負う難関コースだ。まだ経験値の少ない石川にとって、相当に厳しいセッティングであることに間違いはない。しかし一方で、プロツアーで着実に経験を積み、結果を残して来たことによる期待感もある。
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プロツアー2戦目の「フジサンケイクラシック」では、54ホールに短縮された経緯があるとはいえ、堂々の15位タイフィニッシュ。さらに3戦目の「コカ・コーラ東海クラシック」は、深く粘りのあるラフが牙を剥く、メジャーに負けず劣らないハードなコースセッティング。ラフに何度も打ち込みながらもアプローチとパットで凌ぐ“技で魅せる”プレーを披露し、価値ある予選突破を果たした。最終的には、プロツアー初となる4日間のラウンドで精神的にも体力的にも限界を迎えたのか、最終日に「80」を叩いて44位タイで終えたが、深いラフへの対策に向けて実戦的な経験を積めたことは大きい。
毎年ハイレベルなプレーが展開され、大きな注目を集めている「日本オープンゴルフ選手権」。石川遼の参戦により、例年以上の盛り上がりを見せることは間違いない。日本最高峰の舞台で、今度はどのような驚きを与えてくれるのか。興味が尽きることのない週末となりそうだ。
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