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耐え切れなくて悔しい・・・石川遼は一歩後退

「三井住友VISA太平洋マスターズ」2日目を終えて、「明日はアンダーパーでまわりたい」と話していた石川遼。しかし、この日はパーオンはするもののバーディパットがカップを逸れ続け、1バーディ、2ボギーの「73」とスコアを1つ落としてしまった。

「大会も3日目でピンポジションも難しい所に切ってありましたが、その中でもパープレーでは回りたかったですね。自分の中では、自分を褒める基準がパープレーなので、この1打は大きな意味を持っています。耐え切れなかったのが悔しいです」

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課題としてきたショットに関しては、「スイングは昨日よりは良かったです。注意すべき点を注意してプレーできましたし、(73でも)昨日より少しは価値のあるスコアではあると思います」と、自身でも及第点をつけていた。その一方で、「このパットの調子のままで、明日を終わりたくないですね。(最終日の)2回のハーフの内のどちらかで、バーディを続けたりして納得のゴルフがしたいです」と、まだラインが読め切れていないというパッティングをポイントに挙げた。

「最終日は楽しみです。初日の69よりも良いスコアを目指して、経験値を少しでも多く得られるようにしたいですね。難しい最終日のセッティングで、初日より良いスコアを出せれば、初日よりも成長しているということ。成長を、自分で感じたいんです」

成長へと繋がる経験を得ることに、とことん貪欲な姿勢を見せる石川。次週出場予定の「ダンロップフェニックストーナメント」へ弾みをつけるためにも、明日の最終日の結果に注目したい。

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