3ツアー対抗戦で石川遼、渋野日向子らが激突
2019年 Hitachi 3Tours Championship
期間:12/15〜12/15 場所:グリッサンドゴルフクラブ(千葉)
渋野日向子と石川遼が同組対決 前売り券は前年比150%
2019/12/14 19:43
◇国内ツアー対抗戦◇Hitachi 3Tours Championship 事前(14日)◇グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)◇3633yd(JGTO)、3380yd(PGA)、3113yd(LPGA)=9ホール◇パー37
ひとつのボールを交互に打つフォアサム形式の第2ステージ。JGTOチームの賞金王・今平周吾と石川遼、LPGAチームの賞金女王・鈴木愛と渋野日向子が同組になる。組み合わせ発表前の前売り券の売れ行きは前年比150%。ファンの期待をさらに高めた形だ。
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前年優勝のPGAチーム・倉本昌弘と谷口徹を交える組に石川は「夢のようなラウンドになると思う。こういう大会じゃないと渋野選手や鈴木選手とは回れない。ファンの方には申し訳ないけど、僕と周吾がそこに入れてもらって」と謙遜しながらいう。
11月のテレビマッチで初対面した石川とのプレーに渋野も「(石川と今平との同組は)めっちゃテンション上がりますよ。倉本さんも谷口さんもいる。そっち(男子選手)のプレーに目がいっちゃいそうだけど、ちゃんと切り替えて頑張ります」と力を込める。
JGTOチームは9ホールでLPGAチームより520yd、PGAチームより253yd長いセッティングに加え、各ホールのスコアに関係なく、第1打を最初に放つ。グリーンスピードも普段のツアー競技よりも遅い。
年末恒例のチャリティマッチだが、この日全選手を集めて行われたルール説明会ではパク・サンヒョンやハン・ジュンゴン(ともに韓国)らが熱心に疑問をぶつけていた。石川は「年々ガチ度が増している感じがする。僕も含めて、みんな負けず嫌いなんで。華やかさは勝てないし、熟練の技もない。ガッツを見せたいですね」と前年最下位からのリベンジを誓う。
一方の渋野は、賞金女王を最終戦まで争った先輩・鈴木と風向きなどを踏まえ戦略を練り、奇数ホールのティショットを担当する。「アプローチは愛さんの方が寄るので、『寄りません、お願いします』とか言って(笑)。私が(パー5の)セカンドをぶん回します」と話した。「やっぱり勝負の世界なのでガチで勝ちに行きたい」とLPGAチームを4年ぶりの優勝に導く。
<組み合わせ>
第1ステージのフォアボール(それぞれのボールでプレーして良い方のスコアを記録)
第1組:石川遼、チャン・キム(JGTO)、申ジエ、穴井詩(LPGA)、タワン・ウィラチャン、プラヤド・マークセン(PGA)
第2組:ハン・ジュンゴン、パク・サンヒョン(JGTO)、上田桃子、小祝さくら(LPGA)、秋葉真一、倉本昌弘(PGA)
第3組:今平周吾、堀川未来夢(JGTO)、鈴木愛、渋野日向子(LPGA)、谷口徹、グレゴリー・マイヤー(PGA)
第2ステージのフォアサム(ひとつのボールを交互に打ち合う)
第1組:ハン・ジュンゴン、パク・サンヒョン(JGTO)、申ジエ、穴井詩(LPGA)、タワン・ウィラチャン、プラヤド・マークセン(PGA)
第2組:チャン・キム、堀川未来夢(JGTO)、上田桃子、小祝さくら(LPGA)、秋葉真一、グレゴリー・マイヤー(PGA)
第3組:今平周吾、石川遼(JGTO)、鈴木愛、渋野日向子(LPGA)、谷口徹、倉本昌弘(PGA)