石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼、予選会での「全英オープン」出場ならず!
オーストラリアのシドニーにあるザ・レイクスゴルフクラブで5日(火)、1日36ホールで競われる「全英オープン」の予選会が行われた。出場選手56名中、メジャーへの切符を手にできるのは上位4名。決して狭き門ではない中で、注目は石川遼に集中した。
石川のプロデビュー戦でもある今大会。その記念すべき最初のホールは、ティショットを左に大きく曲げてしまいボギーとしてしまう。「ドライバーが課題ですね」と振り返る通り、主に左への曲がりが目立ち、スコアメイクに苦しむ場面が多かった。それでも前半の18ホールを4バーディ、3ボギーで凌ぎきり、1アンダーの10位タイ。予選突破への期待を抱かせる中で、後半の18ホールに臨んだ。
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その出だしとなる1番パー4、第2打を1.5メートル弱につけ、バーディ発進。2アンダーとして、予選突破の圏内に入りこんだ。しかし、直後の2番。ティショットを左の林に打ち込むなどして、痛恨のダブルボギー。これでリズムを崩したのか、5番、6番を連続ボギーとしてしまい、通算2オーバーで27ホールを終える。
わずかな望みを託して迎えた最後の9ホールだったが、出だしの10番で放ったティショットがロストになるなど、この日2つ目のダブルボギー。しかし、続く11番パー5で見せ場を作る。池越えの第2打、残り246ヤードを2番アイアンで放ち、見事ピン手前1.5メートルに2オン。これを沈め、プロ初となるイーグルを奪取した。
このまま勢いに乗りたいところだったが、14番をダブルボギー、15番もボギーとし、最終的には通算4オーバーの41位タイ。後半は1イーグル、2バーディ、3ボギー、3ダブルボギーの5オーバーと、出入りの激しい内容となってしまった。今週2月8日(金)からは舞台をハワイに移して、男子のゴルフ競技「パールオープン」に出場する。